IH調理機能と換気技術を組み合わせた当社の革新的な排気機能付きクッキングヒーターは、ひとつのエレガントな表面で調理と蒸気取り込みとができます。この無駄を排除したソリューションでは、レンジフードの別途設置は不要なので、頭上スペースが開放されます。アイランド型キッチンや勾配天井に最適な当社の排気機能付きクッキングヒーターは、キッチンを新調予定のお客様が大いに必要とする柔軟性を提供します。
さかのぼること1886年、ロバート・ボッシュはドイツのシュトゥットガルトに社員がたった2人の会社を立ち上げました。2016年には、世界中で375,000人の社員が記念の節目を祝いました。この130年間に品質主導のエンジニアリングを進めた当社はドイツで十指に入る企業に成長し、150を超える国々で事業を展開しています。本物の成功物語です。
2014年、PerfectBakeとPerfectRoastの融合によってオーブンがハイテクにアップデートされました。新たに開発されたこれらセンサー制御機能によって、オーブンは料理の進捗状況を正確に把握するようになりました。加熱方式、時間、温度が自動的に調整され、毎回完璧な料理の仕上がりを確保できるようになったのです。
2012年、Boschは技術革新において新記録を達成しました。グループ内での権利存続中特許数および特許出願数が約90,000件に達し、当社は世界屈指の革新的企業と肩を並べるようになりました。
Boschは細部へのこだわりを当初から持ち続けています。当社最新の食器洗い機技術なら乾きにくいプラスチック製食器にも楽勝です。PerfectDryは、天然鉱石Zeolith®を使って水分を結合させ温気に変えます。温気は3Dエアフローによって均等に分散されるので、パワフルで優しい乾燥が実現します。食器はしっかり乾きます。
当社は絶え間なく製品改良を行なっています。手作業では10回のうち9回は洗剤の計り間違いが起こるため、洗剤の計量投入を簡単にする洗濯機を開発しました。この新しいi-DOS技術は、洗濯物のタイプや量に適した量の液体洗剤を非常に正確に自動計量投入します。洗濯に便利なだけでなく、環境にも有益な技術です。
1990年代、環境を持続的に保護する方法が必要であるという認識が世界で高まりました。正に同時期、Boschはすでにその分野で基準を打ち立てて、ドイツ、ギリシャ、スペインでの冷蔵庫生産をCFCおよびFC不使用のものへと完全に切り替えていました。
1989年、Boschの革新技術がまたひとつ市場に登場しました。氷点冷蔵技術です。当社の冷蔵庫は青果の鮮度とシャキシャキ感を長く保てるようになりました。
1980年代、日常生活への期待はそれまでになく高まり、まったく新しい生活様式がもたらされました。それは家電にもあてはまることでした。近いうちにひとつの家電が幅広い機能を備えるようになるだろうという時勢をBoschはすばやく見据えました。電子レンジと多目的オーブンが組み込まれたビルトイン調理レンジやセルフクリーニング技術を最初に生産したのが当社だったことも、それほど不思議ではありませんでした。
1970年代は加速の10年間でした。だれにとっても時間がますます貴重なものとなっていったのです。そこで、Boschは1973年に初めて電子レンジを開発し、働く主婦を応援し始めました。当然、そのめぐみは家族全員が受けることになりました。
パンタロンやミニスカートやポリエステルのシャツなど60年代後半の衣類を損傷せずに洗濯し乾燥できるよう、当社はノンストッププログラムを備えた最初の乾燥機付き洗濯機を開発しました。
フード型ヘアドライヤー、電動歯ブラシ、電気掃除機、その他数多くのBosch電化製品のおかげで70年代の生活は快適になりました。1970年に市場に登場したBoschの卵ゆで器のおかげで、朝食に完璧なゆで卵を作ることまで、とても楽になりました。
1958年、Boschは最初の洗濯機の連続生産を開始しました。その結果、洗濯という重荷が次第に取るに足らないものになっていきました。
電化製品は現代の家庭にどんどん浸透していきました。そこで当社は最初のキッチンマシンを市場投入しました。「Neuzeit I」は、攪拌する、こねる、刻む、ちぎる、ピューレにする、すりつぶす、おろす、をこなすことができました。女性はキッチンでの多くの作業から解放され、料理がずっと楽になりました。
Boschは、スペースを取りすぎず、冷凍室の容量が驚くほど大きいという長所を備えた冷蔵庫を発売しました。スリムラインモデルのデザインも大好評を後押ししました。この不朽のデザインは、今も多くの家庭で見ることができます。もちろん、その中に備わっているのは最新の技術です。
1933年、当社は最初の家庭用電化製品をドイツで発表しました。Boschが発売したその小型電気冷蔵庫は容量60リットルで形はまだ円筒でした。
1929年までにBosch株式会社はすでに10,000人以上の従業員を擁し、世界中で事業を展開していました。しかし、その時点で分野は自動車および工業技術に限られていました。1920年代末に起こった世界大恐慌の影響下、新たな事業分野の模索がなされました。その中で特に注目されたのが手頃な価格の家庭用電化製品でした。電化製品といえば、それ以前は大規模世帯や商工業施設でしか見られなかったのです。
「精密機械と電気技術の作業場」を設立したことによってロバート・ボッシュはシュトゥットガルトにて成功物語の礎を築くことになりました。いつも最高のものを作ることができなくなるとしたら、それは彼にとって耐えられないことでした。ロバート・ボッシュは常に、その場の利益よりも誠実な仕事をすることのほうが大切であるという信条に基づいて行動する人でした。当社製品が約130年にもわたって、妥協を許さない品質と卓越した技術と絶対的な信頼性の象徴であり続けた理由はそこにあるのです。